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YZ 直巻スプリング用 アッパーマウントと、アッパーシート

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ラバー製・アッパーMt
純正Mtと比べ、スプリングとダンパーのセット高さが異なるため、車高とストローク量が変化する場合があります。

ラバー製アッパーMt。凸型。 ゴム製Mt。凸型。ボールベアリング付き。 凸型ラバーMt, NTN製ボールBg付。

シャーシから下24mmにボールBg下面があります。
ベアリングカラーはφ14 またはφ12が付属します。
アッパーシートが必要です。
ラバー製アッパーMt 凹型。 ゴムMt凹型。シャーシ側の上面がフラット。 凹型ラバーMt, NTN製ボールBg付。

シャーシから下44mmにボールBg下面があります。
ベアリングカラーはφ14 またはφ12が付属します。
アッパーシートが必要です。
ウイッシュボーン、マルチリンク用。 WB用ラバーMt。**BSの高さによって、ショックアブソーバーの取付け高さ<h-dumper>が変わります。 直座式ラバーMt。Bgレス。

上面はシャーシ面とフラットです。
アッパシートは不要です。
スプリング径はid63、id65を選択してください。*id60とid70はオプション。
センターゴムBSの内径と高さは、ショックアブソーバーのステム径と長さによります。ステムはM12,またはM10用。



<アッパーシート>

直巻スプリング用アッパーシート。上列左=ボールベアリング用。上列右=スラストベアリング用。下列右はダイレクトタイプ。 代表的なピロアッパーの図。ショックアブソーバーはM14の2面回り止め付きで、ピロナットはM14Pt1.5のザグリ有りを示します。ピロカラーはφ15-h5でアッパーシートの高さを補い、同時に首振り時の干渉を防ぎます。  アッパーシートはφ15で回り止め付き。
@
ピロボールまたは、ボールベアリング用の代表的な形状のアッパシート。センター穴径φ10〜15までがあります。回り止め付きのものがあります。
A
ボールベアリング-トヨタ用。カラー付き。
B
スラストベアリング凸型用。斜線のスラストベアリングがφ24〜φ32のツバ部に入ります。ツバ径は選択。
B-B
フラット型アッパーシートの穴径に、スラストbgツバ部の外側がはまり込みます。穴径は、φ24〜φ32を選択。
C
フローティング用はピストンロット径でセンタリング。中径はφ18〜φ24までを選択。


アッパーシートの選択〉

アッパーシートは、直巻スプリングの内径(φ/id)に合うものを選択します。φ60.63.65.70.74の設定があります。
@はピロボール用 Aはボールベアリング用。
Bはスラストベアリング用でベアリングの凹凸の向きがあればそれに適した、凸用(B)と、逆凸用(B-B)を選択します。


@ピロボール用のアッパーシートは、ショックアブソーバーにセットして、アッパーシートの上面が写真右の図のように、上面がピロカラーと接し、
  ピロナット、またはアッパーカラーを使って組み付けた時ガタがなく、アッパーシートも無理なく回転するものを選択します。
 *ピロカラーの高さはアッパーシートがピロナットで組付けられる高さにします。またアッパーシートが傾いてもピロプレートに干渉しないものを選択します。
Aボールベアリング用のアッパーシートは、ダンパーにセットしてピロナットで締め付けた時、アッパーシートとベアリング゙が面同士で接して取り付き、
  アッパーシートにガタがないものを選択します。
  アッパーシート径がφ15で、φ15部がM14のネジ部に掛かる時は、ボールベアリング用カラーが必要です。


Bスラストベアリング(斜線部)とアッパーシートは、互いの面同士が接します。凹凸はスラストベアリングの向きに合わせます。
  凸向きの場合は、スラストベアリングの内径を計り、アッパーシートのツバ部の外径をお知らせ下さい。
  逆凸の場合は、スラストベアリングの内側を計ります。アッパーシートのツバ部の外径がスラストベアリングの内径に嵌り込みます。
 *スラストベアリング用のアッパーシートは、スプリングで常にアッパーMt側に押し上げられている状態になります。


Cフローティングタイプはアッパーシートの中径がピストンロッドの径よりも僅かに大きく、ロッドを通り抜け、ロッド自体でセンタリングします。
  アッパーシートの上面は平らで、スラストベアリングと互いの面同士が接します。
 *フローティングタイプのアッパーシートは、スプリングで常にアッパーMt側に押し上げられている状態になります。

Dウイッシュボーンとマルチリンク・サスペンションのアッパーマウントは、アッパーマウントのセンターにあるゴム部にショックアブソーバーを締結して、
 スプリングは、アッパーマウントの外周部に配置されたインシュレーター部に着座しますので、アッパーシートは必要ありません。
 直座式ラバーMtは車種ごとに設定しています。*ピロMtに変更する場合は、アッパーシートを装着することができます。




直巻スプリング用インシュレータ

ツバ付POMはスプリングの上面と内側をアッパーとロアシートに直に接触させず、フリクションロスを防ぎ、遮音効果と微振動を除くのに高い効果を発揮します。

Rubber_guide_seat ツバ部の外径は直巻スプリングの内径φ63/65/70に合うようになっています。
ツバ部の内径はアッパーシート、ロアシート、またはアジャスターのネジ部の外径に合わせます。
ツバ部の内径はφ50/54/59/64です。
ツバ部の内径、または外径がスプリング径に合わない時は、追加工品をご用意しています。


**
ラバー製(id59-od62)は伸縮性があり、多少広げて使用することができます。
ラバー製を使用する時はPOMインシュレーターを上下のどちらかに配置してセットで使用ください。


**
直座式ピロMt用のインシュレーターは専用形状になっています。





Coution_mark
警告注意
 この表示を無視して取り扱いを誤って装着したり走行をすると、死亡や重傷など重大な危険に 結びついたり、人が傷害を負ったり、財産が侵害を受ける可能性があります。


coution_mark脱着時の注意点

元のサスペンションを再使用し組み付ける時は、スプリングコンプレッサーを使用しスプリングが弾けないように注意して取外して下さい。 

取り付け時の注意
coution_mark 装着作業は必ず専門の整備工場で行って下さい。
coution_mark 装着、取り付けの際は必ず、当該車両の修理書に従い、修理書の注意事項を守って作業を行って下さい。
coution_mark 本品の加工、改造は絶対しないで下さい。また専用品につき、流用は決してなさらないで下さい。
coution_mark 組み付け後は全てのボルト/ナットが完全に締め付けられているか、また作動させたとき、
    車体側に部品が接触して不具合がないか、各部点検を充分に行って下さい。
coution_mark 取り付け時にインパクトレンチを使うと本品が破損する恐れがありますので、
    ハンドツールを使用して規定トルクで締め付けて下さい。


使用上の注意
coution_mark スプリングは内径/外径/座面がアッパーシートに合うサイズを使用して下さい。
coution_mark スプリングに遊びの生じるような状態では、車体、本品などの破損原因になりますので絶対使用しないで下さい。
coution_mark 組み付け後は試走を行い異音、振動などの不具合がないか確認をして下さい。
coution_mark 装着後は慣らしを行い、同時に本品の性能に慣れて下さい。定期的な点検を実施して下さい
coution_mark ショックアブソーバーのフルバンプやスプリングが線密着を起こすような状態で決して使用しないで下さい。
    叩きつけるようなハンマー現象を起こし、車体、本品破損などの原因になります。
 



 

Coution_mark
警告注意
走行中に異音や振動などの不具合を感じたら、直ちに走行を中止し点検を行って下さい。
特に激しいスポーツ走行などでは予期せぬ過大な入力などにより、消耗を早めたり破損を生じたりすることがありますので、使用前後には必ず点検を行い、必要な場合は補修交換を行って下さい。
尚、スポーツ走行などに用いた場合のクレームには応じかねますので予めご了承下さい。
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